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外壁の防水性について🏠
2023年12月06日(水)
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プロタイムズ古河店 株式会社渡辺塗装です。
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こんにちは🍃
今回は、外壁の防水性についてご紹介させていただきます😊🖌️
お住まいにひび割れが!そこから雨漏りにならないか不安に感じてはいませんか?
もしかしたら、屋上防水のように特殊な工事が必要かも・・・と考えた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、外壁は防水工事ではなく、「外壁塗装」によって防水性を持たせるのが一般的です。外壁表面に塗料を塗ることで、外壁材が雨水を吸収するのを防いでいるのです。
塗装は常に紫外線や雨水に晒されており、年月とともに徐々に劣化して、防水機能が低下していきます。そのため、定期的な塗り替えや補修を行ない、防水機能を維持することが重要です。
その際、弾性塗料と呼ばれる防水性に特化した塗料を使用して外壁により高い防水機能を持たせたり、汚れにくい塗料を使用して、防水機能が長持ちするようにさせることも可能です。防水機能が長持ちすれば、建物の寿命も延びるのです。
1.外壁を防水することで、建物の寿命が延びる!
①外壁材は、塗料によって雨水が浸入しないよう守られている
外壁材表面に塗料を塗ることによって、塗料の膜(塗膜)が形成され、その塗膜が外壁材から雨水が浸入するのを防いでいます。
建物にとって水は大敵。内部に雨水が浸入しないよう、建物にはさまざまな工夫が施されていますが、その数ある工夫の中で一番外側に位置しているのが、塗料の膜である「塗膜」です。
塗膜は日々紫外線や雨風にさらされており、経年劣化によって防水機能が徐々に低下していきます。すぐ雨漏りに繋がるわけではありませんが、早めに塗り替え、雨水の浸入口になりそうな劣化箇所を補修することによって、雨水の浸入が外壁の表層でおさえられ、建物の寿命をのばすことができます。
さらには、補修工事も簡単に済むため、費用を抑えることもできます。
②外壁の防水機能が低下すると、建物はあっという間にぼろぼろに!
雨漏りによる天井のシミ
雨水で腐食した断熱材
鉄筋コンクリートで発生したコンクリートの剥離
ひとたび雨水が建物内部へ浸入してしまうと、雨水の通り道ができてしまうため、降雨のたび雨水が建物内部へ浸入するようになってしまいます。木造の柱は湿気によって腐食しはじめ、さらに、湿気を含んだ木材はシロアリの大好物なので、建物の耐久性があっという間に低下してしまいます。
その他にも、水分を含んだ外壁材にカビや藻が発生したりと建物の外観を損なう可能性もあります。百害あって一利なし。上記のような状態に陥る前に、早めのメンテナンスが重要になってきます。
2.まずは目視で、外壁の防水機能が低下していないかチェック!
外壁から雨漏りを防ぐためには、外壁の防水機能が低下し始める頃を見計らって、外壁塗装を行う必要があります。一般的に、外壁塗装のタイミングは、築10年と言われていますが、周辺の環境などによって建物の劣化状況も異なってきます。
防水機能の低下に直結するサインと、今後、防水機能の低下につながるサインをまとめましたので、まずは、実際に建物を目視でチェックしてみましょう。
①防水機能の低下に直結してくるサイン(劣化が軽い順)
下記の4つのサインは、塗膜の防水機能低下していることを表しています。
外壁を手で触ると、手のひらに白い粉がつく(チョーキング現象)
塗膜の防水機能が低下しているサインです。チョーキングと呼ばれる現象で、紫外線や雨によって塗膜の表面が劣化し、粉状になっている状態です。そのまま放置しておくと外壁材が水を弾かないようになり、むしろ雨水などを吸収するようになるため危険です。
0.35㎜以上のひび割れがある
幅0.35㎜以上、深さ5㎜以上のひび割れ(構造クラック)は、そこから雨水が建物内部に浸入する可能性はもちろんのこと建物の強度にも影響を与える恐れがあります。
早めに業者に依頼して、詳細に建物の状態をチェックしてもらうのが最善です。
シーリングの縮み・割れ
シーリングとは、サイディングボードなどのつなぎ目に使われているゴムのような素材のことです。建物は常に動いており、シーリングはその動きに追随しています。
しかし、紫外線などによってシーリング材が劣化するとゴムのような弾性がなくなり、建物の動きに追随できず縮んでしまったりひび割れが発生したりします。
それをそのまま放置していると、その隙間から雨水が建物内部へ浸入してしまうため早めに補修を行いましょう。
塗装が剥がれている
外壁材がむき出しの状態です。雨が降る度、そこから雨水が建物内部へ浸入していくことになるため、早急に補修する必要があります。
②放置しておくと防水機能低下につながるサイン
下記は、防水機能の低下に直結しているわけではありませんが、そのまま放置しておくと最終的に防水機能低下に繋がるサインです。
雨筋・ホコリ・排気ガスなどによって汚れている
汚れは見た目が汚いだけではありません。白い服より黒い服の方が、太陽光を吸収してあたたかくなる原理と一緒で、外壁が汚れているとそこに太陽光(紫外線)が収集してしまい、外壁の劣化を早めてしまいます。
定期的に洗浄をして、外壁材をきれいに保っておきましょう。
0.35㎜以下のひび割れがある
幅0.35㎜以下、深さ5㎜以下のひび割れのことを、髪の毛のように細いことからヘアークラックと言います。建物にそれほど大きな影響は与えませんが、ひび割れの状態が進行していないか定期的にチェックしていたほうがいいでしょう。
色あせが起こっている
色あせは、防水機能の低下によって起こるチョーキング現象の前触れと言われています。そのため、日当たりに良い場所にある外壁などで色あせが目立ってきたら、早めに業者に依頼して、詳細にチェックしてもらうといいでしょう。
塗膜に膨れが発生している
塗膜の膨れは、ひび割れや施工不良等で、水を吸収してしまった外壁材が太陽光にあたためられ、外壁内部の水分が蒸発する際に発生します。そのまま放置していると、塗膜が剥がれてしまい、外壁材がむき出しになってしまうため、早めに業者に診断の依頼をしましょう。
カビ・藻・コケが発生している
カビや藻、コケは、日当たりが悪いなど湿気がこもりやすい場所の外壁やひび割れや施工不良等で水を吸収してしまった外壁に発生します。
そのまま放置していると、汚れと一緒で外壁の劣化速度を早めてしまいますし、健康的にもあまりよくありません。早めに業者に診断の依頼を行いましょう。
3.要注意!ただ塗料を塗るだけでは、防水機能は発揮されない
劣化症状が見られた場合には、塗装業者など専門家の詳細な診断を受けたのち、建物の劣化状態にあった補修や外壁塗装工事を行っていきます。塗装リフォームの前になぜ専門家の詳細な診断が必要なのか?と疑問を持った方もいらっしゃるかもしれません。
実は、塗装リフォームは現在の外壁にどんな材質が使用されているのか、どんな劣化状態なのかなどによって対処法が変わってきます。
事前に材質や劣化状況を正確に把握した上で、塗料がきちんと塗れるよう補修工事等を行なわないと、劣化した壁にそのまま塗料を塗ってもすぐ剥がれてしまうといった事態も起きかねないのです。
つまり、依頼先の塗装業者がお住まいの材質や劣化状況をきちんと把握し、それに適した”正しい塗装工事”をしなければ、塗装を行う意味はほぼないと言っても過言ではないでしょう。
業者なんだからきちんとした診断・工事をして当然、と思われるかもしれませんが、悲しいことに外壁塗装を含む屋根・外壁リフォーム業界はトラブルの多い業界であり、専門知識のないまま、手抜き工事などを行う業者も少なくありません。
塗装を行う前にはしっかりとした診断を行なうことが重要です。建物の状態を調べる事で適切な補修方法がわかるからです。
ですから、時間をかけてしっかりと診断を行う業者は信頼できる業者と言えます。
診断を無料で行なっている業者も多くいます。2社以上の業者に診断を依頼して、診断結果を見比べてみるといいでしょう。
専門的で分からない所も多いかもしれませんが、それは専門知識を持った業者かどうか判断する絶好のチャンス。分からない所はどんどん質問しましょう。
その際、嫌な顔ひとつせず、わかりやすく、丁寧に教えてくれる業者は専門知識が豊富で信頼できる業者と言えるでしょう。
4.外壁の防水性をより高める3つの方法
通常の外壁塗装でも外壁に防水機能を付加することができますが、塗料の種類やちょっとした工夫でより外壁の防水性を高めることができます。
①【ひび割れが気になるなら】弾性塗料を使用する
弾性塗料とは、他の塗料と比較して高い伸縮性(弾力性)を持った塗料のことで、伸び縮みする塗膜を形成します。そのため、外壁にヒビが入っても塗膜がひび割れに追随し、ヒビが表面化されず、水の浸入を防ぎ高い防水性を発揮します。
特にひび割れが発生しやすいモルタル外壁の建物におすすめの塗料です。
②【汚れが気になるなら】低汚染塗料を使用する
汚れと防水性、一見関係が無いようにも思えますが、実は外壁に汚れがついてしまうと塗膜の劣化が早まり、元来塗料が持つ防水機能を低下させてしまいます。
なぜ、塗膜の劣化が早まるのかというと、黒い服が白い服と比べて太陽光(紫外線)を吸収しやすいメカニズムと一緒で、外壁に付着した汚れに、劣化の一因である太陽光(紫外線)が集中してしまうからです。
そこで、汚れにくい塗料(低汚染塗料)を選んでおくと塗膜を長持ちさせることができ、結果として防水性を維持することができます。
お住まいの近くに、幹線道路や空き地等があり、建物の汚れが気になる方におすすめの塗料です。
超低汚染リファイン2000Si-IR、2000MF-IR
低汚染塗料とは、汚れがつきにくい塗料のことを指し、現在の技術では、塗膜の密度が高く、親水性(水になじみやすい性質)を持った塗膜を形成するものが多いです。
塗膜の密度が高いため、汚れが付着しにくく、また仮に汚れが付着してしまったとしても雨が降れば、雨水が親水性の高い塗膜となじみ、汚れを浮かして洗い流してしまいます(セルフクリーニング効果)。
③目地のメンテナンスにもこだわる!
目地とは、建物の動きを吸収し、地震などによって硬い外壁材にヒビができるのを防いでいるものです。
サイディングのつなぎ目にシーリング材を充填したシーリング目地と、タイルそのものをつなぎ合わせているタイル目地の2種類があります。
シーリング目地には、耐候性の高いシーリング材を!
シーリング材には、一般的にだいたい8~10年ほどで縮んだりヒビが発生したりと劣化が始まると言われています。
そのため、どれだけ防水性や耐候性の高い塗料を使用していても、縮んだシーリング材から水が浸入してしまえば意味がありません。
防水塗料や低汚染塗料を採用した際には、塗料の耐候性と同じくらいの、耐候性の高いシーリング材などを一緒に選んでおくといいでしょう。
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塗り替えをきっかけに、防水性に特化した塗料を採用して外壁により高い防水性を持たせたり汚れにくい塗料を採用して、より防水機能が長持ちするようにさせることで建物の寿命を延ばすことができます。
※建物の寿命を延ばすためにも、外壁の防水もご検討ください。
※外壁の防水は、塗料を塗って外壁に防水機能を持たせることが大切🖌️
※外壁の防水機能が低下すると、建物はあっという間に劣化してしまう🖌️
※外壁の防水機能が低下しているサインは、外壁を触ると手のひらに白い粉がつくチョーキング現象、0.35㎜以上のひび割れ、シーリングの縮み・ひび割れ、塗装の剥がれなど🖌️
※塗料の防水機能は、既存の外壁の材質や劣化状況を正確に把握し、塗料の機能が発揮されるよう補修して初めて発揮される🖌️
※防水性を高めるのに有効なのは、「防水塗料」「低汚染塗料」「耐候性の高いシーリング材(タイルの場合は吸水防止剤)」を使用すること🖌️
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