【渡辺塗装】地元古河市の外壁塗装専門店

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水性塗料に関する疑問を解消します!

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今日は昨日までよりは少し気温が低めで過ごしやすいですね(^^)

さて、今日は水性塗料に関して更新いたします♪

「業者に水性塗料を提案された」「自分で塗装しようと思って塗料を探していたら、水性塗料に行き当った」など、塗料を選びの過程ではじめて水性塗料を知った、という方も多いのではないでしょうか。一般の方にとっては、そもそも馴染みの薄い塗料の世界。突然、水性塗料と言われても、なにがなんだかわからないというのが本音かもしれません。

とはいえ、塗料選びに失敗しないためには、水性塗料の基本情報ぐらいは把握しておきたいところ。特に、自分で塗装しようとお考えの方は、水性塗料ならではの特徴や塗装する際の注意点等も押さえておく必要があります。

そこで、この記事では、水性塗料の基礎知識をはじめ、水性塗料を使って自分で塗装する際のポイントや注意点など、水性塗料について“これだけは知っておくべし”という情報をまとめてご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

1.水性塗料について押さえておくべき基礎知識

1-1.そもそも “水性塗料”って何?!

おそらく多くの方が一番疑問に思っているのは、「そもそも水性塗料とは、何なのか」ということでしょう。この疑問にお応えするためには、まず塗料の成分について説明する必要があります。

塗料は、「顔料」と「樹脂」、「添加剤」、そして「水もしくは溶剤」の4つの成分で構成されています。

塗料の成分

顔料 塗料に色をつけたり、塗膜に厚みをもたせたりする役割がある。
樹脂 塗料の性能は、ほぼ、この樹脂によって決まる。アクリルやシリコン、ウレタンなど、さまざまな特性をもった樹脂がある。
添加剤 加えることで、塗料や塗膜の性能をアップさせる。たとえば、塗料の腐食を防ぐ防腐剤や、柔軟性を付加する可塑剤などさまざまな性能をもった添加剤がある。
水もしくは溶剤 樹脂を溶かして、塗装できるよう液状にする役割を担う。塗装後は、蒸発・揮発する。

上記図の「水もしくは溶剤」の部分にご注目いただきたいのですが、樹脂を溶かして液状にするために入っている「水もしくは溶剤」が”水”の場合は水性塗料、”溶剤”の場合は油性塗料(溶剤系塗料)と呼びます。

1-2.選ぶべきは水性塗料?油性塗料(溶剤系塗料)?

水性塗料と油性塗料(溶剤系塗料)のどちらを選ぶべきかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

下記の比較表を見ると明らかですが、水性塗料も油性塗料(溶剤系塗料)も一長一短あり、一概にどちらが良いかを判断することはできません。

ただし、世の中の流れとしては、健康被害や環境被害の原因物質の一つとされるVOC排出量の少ない水性塗料を積極的に採用する傾向にあります。とはいえ、油性塗料(溶剤系塗料)は絶対採用するべきでないかというと、そうとも限りません。油性塗料(溶剤系塗料)は密着性が高いため、劣化の進行している箇所などでは大いに力を発揮するほか、乾燥時に環境の変化を受けにくいため施工不良を起こしにくいなどのメリットもあるのです。

■水性塗料と油性塗料(溶剤系塗料)を徹底比較!

水性塗料 油性塗料(溶剤系塗料)
主成分 溶剤
 価格 低単価 高単価
耐久性 製品によって異なる 高い
におい 少ない 強い
塗料の密着性 油性塗料(溶剤系塗料)と比べて弱い 強い
乾燥 環境の影響を受けやすい
特に降雨時や、気温が低くなる冬季は乾燥が遅くなるため注意が必要
一定の時間で乾燥する(環境の影響を受けない)
取り扱い 特記事項なし 危険物のため(引火性あり)、保管・廃棄等にも注意が必要
VOC排出量* 少ない
※「2-1.DIY塗装には水性塗料がオススメ」も併せてご確認ください。
水性塗料に比べて多い傾向にある

*VOC(揮発性有機化合物)とは、Volatile Organic Compounds)の略称。シックハウス症候群などの健康被害や、大気汚染などの環境被害を引き起こす原因物質の一つとされている。

もしかすると水性塗料は「水に弱い」「落ちやすい」などの印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、それは誤った情報です。確かに水性塗料は水を主成分としているため、乾燥前は水で流れやすい性質もありますが、一旦しっかり乾燥してしまえば水に弱い、落ちやすいということはありません。
また、ひと昔前までは「水性塗料は、油性塗料(溶剤系塗料)に比べると耐久性が低い」と言われていましたが、近年、水性塗料は大きく進歩を遂げ、油性塗料(溶剤系塗料)に引けをとらない製品が多数登場しています。

「水性塗料を選ぶべきか、油性塗料(溶剤系塗料)を選ぶべきか判断がつかない」という場合には、上記ポイントをおさえた上で、業者に相談しましょう。DIY塗装の場合は、取り扱いが簡単な水性塗料がオススメです。

1-3.塗料選びのポイントは水性か・油性かだけではない

「水性塗料か油性塗料(溶剤系塗料)か」以外にも、塗料選びのポイントがあります。なかでも特に注視すべきは塗料の性能に大きく関係する”樹脂”について。

樹脂とは、「1-1.そもそも “水性塗料”って何?!」の表でもご紹介しました、塗料を構成する成分の一つです。塗料の性能は樹脂によるところが大きく、同じ水性塗料でもアクリルかウレタンか、また同じ油性塗料でもアクリルかウレタンかによって耐久性が異なります。

■樹脂別|塗料の種類

塗料の種類 屋根 外壁
耐久年数 費用
※1缶あたり
耐久年数 費用
※1缶あたり
アクリル 約3年未満 5,000~10,000円 約3~5年 5,000~15,000円
ウレタン 約3~5年 5,000~15,000円 約5~7年 5,000~20,000円
シリコン 約5~7年 15,000~40,000円 約7~10年 15,000~40,000円
ピュアアクリル 約15年~ 50,000~70,000円
フッ素 約7~10年 40,000~80,000円 約15年~ 40,000~100,000円
無機 約10~15年 50,000~120,000円 約15年~ 50,000~120,000円
光触媒 約10~15年 50,000~100,000円 約15年~ 50,000~100,000円

※上記はあくまで目安です。塗料メーカーや製品によっても価格が異なります。

一般的には耐久性が低い塗料ほど低価格、高い塗料ほど高単価です。ただし耐久性が低い塗料の場合には、塗り替え回数も多くなるため、長いスパンで考えるとかえって高くつくこともあります。

また、「防水性」「遮熱性」「低汚染性」「防カビ性」など、さまざまな性能をあわせもった塗料もあります。どんな性能をもっているかは、各製品によって異なりますので、ぜひチェックしてみてください。

2.水性塗料を使ってDIY塗装を検討している方へ

2-1.DIY塗装には水性塗料がオススメ

自身で塗り替えをするなら、油性塗料(溶剤系塗料)よりも取り扱いが簡単な水性塗料がオススメです。水性塗料であれば、「専門的な知識や経験がないために、どうすればいいかわからない」といった事態に陥ることはまずありません。

【DIY塗装に水性塗料がオススメな3つの理由】

●理由① 取り扱いが簡単
揮発性溶剤をほとんど含まない水性塗料は引火性がなく安全です。そのため、保管時に特別な注意をする必要もありません。また、塗装に使用した刷毛やローラーなどの道具も水で洗うことができます。

●理由② においが少ない
水性塗料はにおいが少ないため、作業中に気分が悪くなるといった心配がありません。また外壁やフェンスなど外にあるものを塗装する場合にも、近隣に臭いが広がることがないため安心です。

●理由③ 室内でも安心して使用できる
シックハウス症候群などの健康被害や、大気汚染などの環境被害を引き起こす原因とされるVOC(揮発性有機化合物)の排出量が少ない水性塗料は、多くの製品が室内でも安心して使用できます。
塗料の安全性を見極める一つの指標として、Fスターをチェックするという方法があります。「F☆☆☆☆」が最も安全で使用制限なし、その次が「F☆☆☆」「F☆☆」の順となっており、それぞれ使用制限が設けられています。Fスターの記載のないものに関しては内装での使用はできません。

2-3.用途に合う水性塗料を選ぶべし

ひと口に水性塗料といっても、外壁用、内装用など、さまざまな製品があります。自身で判断がつかないときは、安易に選ばず、店舗や販売会社等に確認するようにしましょう。

2-3.水性塗料を塗装する前に知っておきたい注意点

油性塗料(溶剤系塗料)に比べると取り扱いの簡単な水性塗料ですが、いくつか注意すべきポイントがあります。

実際に塗装する前にチェックして、「あ、しまった!」ということがないようにしましょう。

■注意点

☑塗装する日は、雨が降っていない、各メーカー規定が規定した気温のある日を選ぶ
水性塗料は、降雨時や気温の下がる冬季には施工不良を起こす恐れがあります。施工不良を防ぐためには、雨が降っている日と、各塗料メーカーが各製品ごとに定めている乾燥に必要な気温を下回る日には塗装をしないことが重要です。

☑塗料は十分にかき混ぜてから使う
顔料が塗料缶の底に沈澱してしまっていことがあるため、棒などでよくかきまぜてから使用するようにしましょう。また缶を開ける前に振るのも、一つの手です。

☑一度に厚く塗るのではなく、薄く塗り重ねるべし
刷毛やローラーにたくさん塗料をつけて、一度で厚く塗ろうとすると、塗料が乾かず、ひび割れやしわなどのが発生する原因となります。塗料は薄くつけて、2~3回に分けて塗り重ねるのが基本です。

☑水でうすめた水性塗料の保管期限は最長半年
水性塗料は、しっかり密封すれば保管することができます。ただし、一度、水でうすめた塗料は水が腐るために半年以内には使い切るようにしましょう。

 

2-4.【補足情報】水性塗料を使ってDIY塗装ができない2つのケース

以下2つのケースでは、基本的に、自分で水性塗料を使って塗装することができないため、注意が必要です。

●劣化が大きく進行している
たとえば「塗膜が剥がれている」など、劣化がかなり進行している場合には、上から水性塗料を塗装しても、すぐに下地ごと剥がれてしまうことがあります。劣化が進行している場合には、補修も必要となるため、無理に自身で塗装するのではなく、業者に依頼するのがオススメです。

●無機塗料・フッ素塗料・光触媒塗料などの高耐久性塗料の上に塗装する
この場合、水性塗料が使用できないというわけではありませんが、一般的にホームセンターやインターネット等で購入できるDIY用の水性塗料には、無機塗料・フッ素塗料・光触媒塗料などの高耐久性塗料の上から塗装できる性能をもった塗料は基本的に販売されていないため、「自分で水性塗料を塗装することはできない」ということになります。この場合も、業者へ相談するようにしましょう。

3.付着箇所別!水性塗料の落とし方

特に自分で塗装する際には、うっかり手や服に水性塗料がついてしまうこともあるでしょう。ここでは、付着箇所別にオススメの落とし方をご紹介します。

付着箇所 落とし方
塗料が乾燥する前であれば、水やぬるま湯でカンタンに落とせます。
乾燥する前に水でふき取りましょう。その後、中性洗剤で洗うのがオススメです。とはいえ、服の素材等によってはうまく落ちないこともあります。自分で塗装する場合には、できる限り汚れても問題ない格好で作業するようにしましょう。
車に付いた水性塗料は、食器用洗剤で落とせます。

ポイントは、「乾く前に落とすこと」です。水性塗料は主成分が「水」のため、油性塗料(溶剤系塗料)と比べれば落ちやすい傾向にありますが、それでも、完全に乾いてしまうと落ちにくくなることは間違いありません。

まとめ

業者に依頼される場合も、自身で塗装する場合も、「水性塗料がどんな塗料か」ということは把握しておいた方が、塗料選びでの失敗がなく、安心です。

自身で塗装される場合には、さらに踏み込んで、「2.水性塗料を使ってのDIY塗装を検討している方へ」でご紹介した情報を参考に、水性塗料ならではの特徴や塗装する際の注意点等まで把握しておくことをオススメいたします。

参考にしていただければ幸いです☆

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