スタッフブログ
外壁塗装を透明(クリヤー)塗料で!外壁の色・柄を変えずに塗り替え
2022年06月27日(月)
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プロタイムズ古河店 株式会社渡辺塗装です。
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連日の猛暑に体力がついていかず困っています^^;梅雨明けも早いようですので、熱中症にご注意下さいね!
今回は、外壁塗装の透明(クリヤー)塗装についてです♪
「透明塗料で外壁塗装をしたい」と考えている方は少なくないでしょう。
通常、色つきの塗料で外壁を塗装すると、外壁に施してある色や柄などは塗りつぶしてしまうことになりますが、透明塗料で塗装をすると、外壁の色や柄などを塗りつぶすことなく、そのまま残すことができます。透明塗料ならば、外壁の色や柄などを変えずに塗り替えができるというわけです。
ただし、外壁の劣化の進行具合などによっては、透明塗料は「オススメできない」、場合によっては「使用できない」こともあるので、注意が必要です。
外壁の色や柄を変えたくない場合は透明塗料がオススメ!
先述の通り、透明塗料で外壁塗装をすれば、外壁に施してある色や柄などを塗りつぶさずにすみます。外観の印象もそのままに塗り替えをすることが可能です。そのため、現在の外壁の色や柄などが気に入っている場合には、外壁塗装の塗料は透明塗料を選ぶのが良いでしょう。
○デザイン性の高いサイディング外壁
○柄や模様などが施してある外壁
ちなみに、外壁塗装に使用される透明な塗料のことを、クリヤー塗料と言います。もしくは、クリア塗料、クリアー塗料などと呼称されることもあります。
プロが解説!透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をするメリット・デメリット
【透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をするメリット】
●メリット①|(既存の)外壁の色や柄をそのまま残せる
透明塗料(クリヤー塗料)は、塗料の色が「透明」であるため、塗装をしても既存の外壁の色や柄などを塗りつぶしてしまうことがなく、そのまま残すことができます。外観の印象もそのままに塗り替えをすることができるのは、透明塗料(クリヤー塗料)の最大のメリットでしょう。
「デザイン性の高いサイディング外壁」や「柄や模様などが施してある外壁」が気に入っていて、色つきの塗料で外壁の色や柄を塗りつぶしたくないという場合は、透明塗料(クリヤー塗料)を選ぶのがオススメです。
●メリット②|外壁を長持ちさせることができる
外壁塗装には、外壁を長持ちさせる効果があります。この効果は、透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をした場合にも得られます。つまり、透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をした場合にも、外壁を長持ちさせることができるということです。「塗料が透明ならば、外壁塗装をしないのと同じ」というわけではないのです。
外壁の色や柄はそのままに、外壁を長持ちさせることができることは、透明塗料の大きなメリットと言えるでしょう。
●メリット③|既存の外壁に艶(光沢)を出すことができる
透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をすれば、外壁に艶(光沢)を出すことも可能です。外壁に艶が出ることで、外壁の色や柄もより美しく見えるようになります。
●メリット④|工期が短くなる
色つきの塗料で外壁塗装をする場合は、「下塗り⇒中塗り⇒上塗り」の計3回塗りです。一方で、透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をする場合、下塗りの工程はなく、「中塗り⇒上塗り」の計2回塗りとなります。
つまり、透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をする場合、色つきの塗料での外壁塗装と比べて、塗装回数が1回分(下塗りの工程分)少なくてすむということです。
【透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をするデメリット】
●デメリット①|色つきの塗料よりも早々の外壁塗装が必要
透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をする場合、外壁にひび割れや傷、色あせなどの劣化症状が生じていないことが条件となります。そのため、透明塗料を使用するためには、“外壁に劣化症状が生じる前”に外壁塗装をする必要があります。
通常(色つきの塗料で外壁塗装をする場合)は“外壁に劣化症状が生じてから”行ないます。つまり、透明塗料(クリヤー塗料)の場合、“外壁に劣化症状が生じる前”に外壁塗装をしなければならないため、通常の外壁塗装よりも早々に外壁塗装をしなければならないことになります。早々に外壁塗装をしなければならないということは、一つのデメリットと言えるでしょう。
●デメリット②|外壁の傷やひび割れなどが透けて見えてしまう
劣化が生じている外壁の上に透明塗料(クリヤー塗料)を塗装すると、外壁に生じている傷やひび割れなどの劣化は透けて見えてしまいます。当然、塗装前に傷やひび割れを補修した場合にも、補修跡が透けて見えることになります。
色つき塗料のように外壁に生じている傷やひび割れなどを隠すことができないというのは、透明塗料(クリヤー塗料)のデメリットでしょう。
そのため、よくよく見ないとわからない程度の傷やひび割れであれば、透明塗料(クリヤー塗料)を使用するという選択もアリですが、目立つ傷やひび割れがある場合には、透明塗料(クリヤー塗料)はオススメできません。色つきの塗料を選ぶのが良いでしょう。
要注意!透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装ができない場合がある
透明塗料(クリヤー塗料)での外壁塗装を検討されている方にお伝えしておきたいのは、外壁の劣化状況などによっては、透明塗料(クリヤー塗料)を使用することができないこともある、ということです。
具体的には、下記の場合には透明塗料(クリヤー塗料)で外壁塗装をすることができません。
・外壁にチョーキングが発生している
外壁にチョーキングが生じている外壁には、透明塗料(クリヤー塗料)は使用できません。なぜならば、チョーキングの生じている外壁の上に透明塗料(クリヤー塗料)を塗装すると、ムラになる、白っぽい仕上がりになるといった可能性があるためです。最悪の場合、付着不良や剥がれなどの不具合を引き起こしてしまうこともあります。
どのくらいで外壁にチョーキングが生じるかは、住まいの環境や外壁材の種類によっても異なりますが、目安として築10年(もしくは前回、塗装をしてから10年)ほど経っている場合は、チョーキングが生じ、透明塗料(クリヤー塗料)が使用できない可能性があります。
※チョーキングとは、外壁の劣化症状の一つ。「塗装面を手で触ると、粉状のものが付着する状態」の劣化症状をチョーキングと言います。
・光触媒・フッ素・無機といった特殊塗料が塗装されている外壁材
基本的には、光触媒・フッ素・無機といった特殊塗料が塗装されている外壁材には、透明塗料(クリヤー塗料)は使用できません。光触媒・フッ素・無機といった特殊塗料が塗装されている外壁材に、無理に透明塗料(クリヤー塗料)を塗装すると、早々に塗膜が剥がれてしまうなどの不具合が生じる可能性があります。
ただし、近年の技術進歩によって、特殊塗料のなかでもフッ素・無機の塗料が塗装されている外壁材については、透明塗料(クリヤー塗料)が塗装できることもあります。そのため、フッ素や無機の塗料が塗装されている外壁材の場合には、早々にあきらめず、まずは塗装業者に相談をしてみてください。
外壁塗装をするメリット・デメリットの情報を参考にしてみてください。
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