スタッフブログ
【屋根の遮熱】夏の室内を快適に!
2022年06月29日(水)
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プロタイムズ古河店 株式会社渡辺塗装です。
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6月だとは思えない暑さですね(;^ω^)
今の季節にも関係のある遮熱についてです!
5月~6月にかけて急激に外気温もあがり、天気のいい日は特に室内の暑さが気になる・・・という方は多いのではないでしょうか。
屋根の遮熱対策方法には主に「遮熱塗装」「遮熱機能つき屋根材」「遮熱シート」の3つがあり、この中から自分の家に合った方法を選ぶ必要があります。
なぜ部屋の中が暑くなるのか
屋根はもともと遮熱機能を持っていないものが大半です。よって部屋の中が暑くなるメカニズムとしては、夏場に家の中で太陽に一番近い部分の屋根へ直射日光が降り注ぐことにより、屋根の表面温度が上がり、もともと日光を反射する機能のない屋根を通過し、建物内へ伝わってしまう、ということなのです。
屋根に遮熱対策をするだけでここまで違う!
最初にお伝えしたように屋根の遮熱対策方法は3つ(遮熱塗装・遮熱機能つき屋根材・遮熱シート)ありますが、その中でも最も手軽でコスト的にも家庭に優しい方法は遮熱塗装(遮熱機能をもった塗料で屋根を塗装する方法)です。
遮熱塗装を行うと屋根の表面温度が約20℃下がります。ただし、これはあくまで屋根の表面温度の話です。室内(体感)温度は人によって体感は異なりますが、遮熱塗装をされたお施主様の声として、「夏場のクーラー設定温度を前は19℃まで下げていたが27℃でもよくなった」や「2階のモワッとした空気がなくなった」などが挙げられます。
暑くなりやすいのはこんなお家
友人はそんなに家の暑さに困っているという話は聞かないのに、自分の家は暑くてたまらない、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。それはなぜかというと、実は暑くなりやすい家となりにくい家が存在するのです。
なぜ暑くなりやすいか、それは簡単にいうと日光を室内へ通しやすい造りになっているお家だからなのです。ここではそんな「暑くなりやすい=日光を通しやすい家」をいくつかご紹介します。
暑さにお悩みの方でこれらに当てはまる方は即座に、そのあとに記載いたします遮熱対策を考えてみてください。
○家の種類 | ○特徴 | |
---|---|---|
金属屋根のお家 | 金属屋根とは素材の種類として「トタン」「ガルバリウム鋼板」「アルミ」と呼ばれるものです。 金属屋根は熱伝導率が高く、屋根材の中で表面が一番熱くなります。また金属屋根自体が薄いので、表面温度がすぐ裏に伝わり、結果として室内温度が上がってしまうのです。 |
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天井が吹き抜けのお家 | 天井が吹き抜けになっていると、部屋全体の容積が増え、熱い空気を溜めてしまうので、まず冷房が効きにくい構造になっています。 また、リビング部分を1階・2階と分断しないため、2階部分のガラス窓からの日光も入り、部屋全体が暑くなりやすいのです。 |
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2階や3階にリビングがあるお家
(二世帯住宅の場合など) |
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2階や3階にリビングがある場合、窓が多くそもそも暑い場合が多いです。またこの場合、吹抜け天井になっている場合もあるので、前段でもお話した通り部屋が暑くなりやすいのです。2階のリビングには基本的に天窓(屋根部分に取り付けられた窓)がついており、冬は良いのですが夏は暑いという現状があります。 |
屋根がスレート瓦のお家 | 現在の戸建のお家で多くの比率を占めているスレート瓦ですが、屋根材の厚みが4~5ミリ程度しかありません。よってかなりの熱が屋根裏に侵入してしまい、室内の暑さに繋がってしまいます。 |
いかがでしたでしょうか。
これらに当てはまり、緩和したいと思った方はぜひ屋根に遮熱対策を行うことを検討されてみてください。
【遮熱塗料の効果】
塗料を塗るだけで効果ってあるの?と思われる方もいるかもしれませんが、屋根の表面温度で15℃~20℃、室内(体感)下がります。
暑さに困っていない方でも、家の塗替えをするときは屋根に使う塗料は遮熱効果つきにするという方もいらっしゃいます。
しかし、あまりにも屋根自体の劣化が進んでいる(家の置かれている環境にもよりますが、築20年以上経っていると劣化具合)と、その上から塗装を行うというのが不可能で、屋根の張替えや重ね張りという対策を打たなければならない場合があります。
ですので、そこまで築年数は経っていないが、暑さに悩んでいたり、ちょうど外壁も塗り替えようと思っていて屋根も同時に!と思っている方には遮熱塗装をオススメいたします。
まとめ
ご自宅の屋根の状態によっては塗装では対応できないこともありますので、必ずプロの業者に現場調査(実際に屋根にのぼって屋根の状態を見てもらう)を依頼し、そこからどのような遮熱対策を行うかを決めていきましょう。快適な室内環境を整える上で、ひとつの参考になれば幸いです。
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