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プロタイムズ古河店 株式会社渡辺塗装です。
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暑い日が多い8月も後半になりますね🌞
塗装のことを調べようとインターネットで検索したり、塗装会社やリフォーム会社との話をしたりする中で「塗膜」という言葉を聞くことがあるかと思います。
塗膜には建物を保護し、建物の劣化速度を速める水(雨)・紫外線・熱によるダメージから家を守る働きがあり、この塗膜の働きが建物を風雨から守っています。
しかし、塗膜の性能をちゃんと発揮させるには、ただ塗れば良いというわけではありません。正しい施工方法で正しい塗料の量を使用することで初めて塗膜本来の機能を発揮します!
○塗膜とは何か
塗膜とは、塗料を塗ってそれが固まることで作られる塗料の膜のことを指します。外壁や屋根、雨樋などの外装部分は日々雨水、太陽の紫外線を受け劣化しています。雨水が建物の内部に浸入すると劣化スピードが加速します。これを防ぐための手段の一つとして建物に塗装を行い、塗膜による建物の保護を行う方法があります。
○塗膜の役割
塗膜が建物にとってどのような役割を担っているかをご存知でしょうか?
塗膜の役割はズバリ“コーティング(保護)”です。屋根や外壁にはセメントが使用されているものが多いのですが、そのセメントには水を吸収する性質があるため、何もコーティング(保護)していない状態であると、雨水を吸収します。吸収した水は気温差により膨張したり、伸縮したりするためやがてセメント部分が割れたり、爆裂したりします。
さらに劣化が進むと建物内部に水が入り、建物全体を劣化させていくのです。
外壁や、屋根は家全体を守ってくれているものですが、その外壁材や屋根材自体を守ってくれるのが塗膜です。塗料を塗ることで、外壁材や屋根材自体のひび割れや欠落、反りなどを防ぎ、建物を長く保たせる働きをしてくれているのです。
しっかりとした塗膜が作れなかった際に起こる不具合
○チョーキング現象
チョーキングとは壁を触ると手に白い粉がつく現象のことで、塗料の顔料が表にむき出しの状態のことを言います。この現象が起こる原因は、塗料に含まれている樹脂が紫外線、雨、熱などの影響により劣化していき、どんどんやせていくことで、色などをつける役割の顔料と呼ばれるものがむき出しになってしまい、そこが表面で粉化してしまっています。
本来使わなければいけない量の塗料を使用していなかった場合、このような劣化のスピードが早く起こってしまうことがあります。
○退色
退色は、塗りたての頃よりも色が薄く、色あせて落ちてしまう現象のことです。原因は日光の紫外線で樹脂に守られた顔料がむき出しとなり、色素が紫外線によってだめになってしまうことにあります。チョーキング同様、基準塗布量を守っていなければこのような現象が早くに発生してしまうこともあります。
○上塗り材の塗膜のひび割れ
塗布量がしっかり守られていなかったり、決められた乾燥工程と乾燥時間、温度などを守らずに次の工程に進んでしまうことがあると、写真のように塗膜自体がひび割れてしまったり、亀裂が生じたり、形成不良を起こしたりしてしまいます。
まとめ
今回は、塗装工事を行うにあたって非常に重要となる塗膜の基礎知識をご紹介しました。塗膜は外壁や屋根そのものを雨や紫外線から守るの役割を担うもので、家を長持ちさせるために非常に重要なものです。
しかし、塗膜は、基準を満たした量の塗料が塗られていなければ、塗膜自体が長持ちをせず、せっかくかけた費用が無駄になってしまうこともあるのです。塗装工事は高いお買い物となりますので、しっかり基礎知識を身につけて、良い業者を見つけていきましょう。
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